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藍より甘く
評価:
一穂 ミチ
幻冬舎コミックス
¥ 580
(2009-10-15)

19日、20日、21日、22日に拍手を下さった方、ありがとうございます。
同じく19日にイルゲネスの記事に拍手を下さった方、20日にTHIS IS ITの記事に
拍手を下さった方、ありがとうございます。

途中までは平凡なお話かなーと思って読んでた。
でも、後半結構ぐっときたよ。

それなりに見栄えもよくて可愛い彼女もいる、まるっきりノンケの男が主人公。
珍しく攻め視点。
そんなノンケの主人公が、ある日突然同性の友人に告白されて、紆余曲折を経て
付き合うまでに至るまでのお話。
同性と付き合うなんて今まで生きてきた中で考えもしたことのなかった男が、どうやって
相手に心惹かれていったのか、その過程をすごく丁寧に描いてた。

告ってきたゲイの友人が、「女に負けないくらいキレイで、男に興味はないがこいつとなら
やれる」という、BLによく出てくるような超絶美形タイプではなく、容姿面から見ても決して
主人公のストライクゾーンではない。
↑ ↑ ↑この設定が効いていたと思う。
このマイナスの状態から付き合うまでを、強引にならずに読者を納得させつつうまく持っていった
なーと。
とは言え、さすがにブサイク設定ではなかったけど。
ちょっとクールな感じの普通の青年。

二人が恋愛に至るまでの経緯も面白かったんだけど、大学四年生の彼らが、モラトリアムの
時間を惜しみつつ、精一杯今を楽しんでいる描写がすごく印象的だった。
一穂さんてやっぱりすごく文章が瑞々しい。
自分も学生最後の夏休みのときはこんな風に考えたなあなんて、ちょっと懐かしくなって
しまった。

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posted by: ユーリ | 一穂ミチ | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |-
雪よ林檎の香のごとく

15日、16日に拍手を下さった方、ありがとうございます。

ちょっと季節感を無視して買ってみました。
しかし、今年の北海道は冷夏で、ここ毎日秋みたいな格好で出勤してます。
この間の朝なんかストーブつけようかと思ったくらい。いや、つけないけどね。

中二病くさかったらやだなと警戒していた本。

主人公が高校生の話は好きじゃないと言いながら、またまたそんなお話を読んでしまいました。

しかし。
中二病くさかったらうんぬんの私の杞憂は、ページをめくるごとにきれいさっぱりと消えて
なくなりました。
良かったです。
タイトルと表紙の絵を裏切りません。
お話全体に透明感があります。

ジュブナイル系は、彼らの青臭さが鼻について、読んでいてだんだんイライラしてきて放り出すのが
ほとんどなんだけど、たまーに繊細でしみいる様な作品に出会うことがある。
イライラするか、しみいるかは実は紙一重の差だと思うんだけど。
自分の精神状態や作者の力量次第。

このお話も設定だけ読んだら脱力しそうなありがち設定なんだよね。
中学受験も高校受験も失敗した傷心の主人公、志緒。
そして、過去に恋人を略奪、妊娠させたことのある脛に傷持つ高校教師、桂。
「オレはもう一生誰も愛さない」って、そんなことあるわきゃねーだろ。

なんで最後までサクサク読めたかって言うと、主人公の志緒の視点で進む物語が穏やかで
淡々としていたからだと思う。
まあ、それもこの作家さんに素晴らしい表現力があったからだと思うんだけど。
うまく世界観を作って読者を引き込むのが上手。
ラブシーンの描写が少なかったのもかえって良かった。

修羅場?も特にひねった設定ではなかったけど、登場人物がみんなさっぱりした
性格だったのでイライラしないで読めた。

BL純文学みたいなお話でした。

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posted by: ユーリ | 一穂ミチ | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-