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夕陽と君の背中
評価:
六青 みつみ
幻冬舎コミックス
¥ 898
(2007-03)

うーん。これはあんまり萌えなかったな。

BL本を選ぶ時に最低限これだけは守りたいっていう設定がある。
私の場合は一穴一棒であることと、リバじゃないこと。

その他にも萎え設定がちょいちょいある。
ファンタジーはオッケーだけどとことん突き抜けてほしい。
中途半端だと現実に引き戻されて、途端に萎える。
擬音が下品なのも却下。
BL読んでる時点で上品、下品を問うのもどうかと思うんだが。

高校生モノはもう自分の年齢が年齢だけに、世代間ギャップを感じるので
なるべく避けるようにしている。
女装モノもリアリティに欠けていてあんまり好きじゃない。

主人公が高校生で、女装があるという上記2点の設定が作品中にあることはわかっていたのに
何で買ってしまったかというと、六青みつみだから読ませてくれるんじゃないかと思ったんだよね。
でもダメだったんだけどさ。

女装した姿があまりにも美しくてノンケの男も惚れちゃった、なんていうお手軽設定だったら
そこで読むのをやめてたと思うけど、そこはさすがにひとひねりあった。

まあでもどんなに上手な作家さんでも、自分的な萎え設定はやっぱりダメなんだなっていうのが
わかった。

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posted by: ユーリ | 六青みつみ | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |-
遙山の恋
評価:
六青 みつみ
幻冬舎コミックス
¥ 898
(2003-06)

18日、19日、21日、25日、27日に拍手を下さった方、ありがとうございます。

ここのところ暑くてバテ気味。

マイケルジャクソンの訃報に涙した今週末。夜通しyoutubeでPVを見て追悼してました。
今日あたりになってマイケルが死んだという実感と喪失感がさらにジワジワと。
80年代に青春を過ごした世代にとってはマイコーはやっぱり神様。
あの長い脚と高速ターンにあこがれたもんだ。

昔のPVを改めてみて、やっぱりダンスのキレがハンパないと思った。
特にスムーズ・クリミナルが鳥肌。圧巻。

それにしても金曜日にフジでやった追悼番組はひどかったなあ。
ゲストはデーブだけでよかった。

そんなこんなで夏になって読書量ががくんと落ちてますが、ちまちまとは読んでます。

何だかんだで最近お気に入りの六青みつみ。
先祖からの呪いで顔や身体に醜い痣があり、人目を避けるように山奥に暮らす紫乃。
そんな紫乃のところに、陰謀によって領地を追われた落ち武者の貴哉が逃げ延びてくる。
満身創痍のところを紫乃に助けられて、傷の手当までうけたというのに、貴哉は紫乃の痣を
みて「寄るな化け物」と暴言を吐くという、何とも恩知らずな男。

痣を醜いと罵られた紫乃は、貴哉が不快にならないように顔に包帯を巻き、眠る場所も
貴哉に譲って、自分は寒風吹きすさぶ土間で小さくなって眠るという、どっちが家の主人だか
わからんような状態。
だがしかし、貴哉は今までずっと人にかしずかれて生きてきたボンボンなので、他人の
細やかな気遣いには全く気付かんのですよ。
でも、ある猛吹雪の日、狩に出かけたまま戻らない紫乃を心配しながら待っていた時に、
どうしてこんな嵐の日に紫乃が狩に出掛けなければならなかったのか、その理由に貴哉は
ようやく思い至る。
紫乃一人だけなら何とか食べていけるものを、食い扶持が突然一人増えたために危険を
冒して食料を調達しに行かなければならなかったという事実に。

これを境に貴哉の態度が軟化し、二人の距離は一気に縮まる。
そして、貴哉とずっと一緒にいたい紫乃は、このままここで暮らせばいいと申し出る。
しかし、貴哉は裏切りによって領地を追われたという屈辱が忘れられず、傷が治ったら
里に戻って必ず領地を取り返すと心に誓っている。

やがて二人は深い関係になるが、紫乃が怖れていた日がついに訪れる。
貴哉の家臣が、紫乃の庵に貴哉がいることを探し当てて迎えにきてしまった。

紫乃は行かないでくれと懇願するが、貴哉は旅立ってしまう。
一年後に必ず迎えにくるからと約束をして。

その言葉を信じて一年経ったが、貴哉は迎えに来ない。
紫乃の中で今まで感じたことのない感情が湧き上がってくる。
それは、怒りや憎しみなどの負の感情だった。
その感情を食らうように痣も体中に広がっていく。
呪いの言い伝えでは、その痣が体中を覆った時に紫乃は死ぬのだという。
そして貴哉との別れから3年。
痣はあとわずかで紫乃の身体を覆いつくそうとしている。
痣の増殖と同時に体中に痛みが走り、食事も満足にとることができず、身体が弱って
死を待つだけとなっていた。

そんな時、ようやく貴哉が紫乃を迎えにやってくる。
領地の復興が思いのほか遅れたからだと貴哉は言うが、待つことに疲れた紫乃は素直に
信じることができない。
以前は純真だった紫乃が、こんなに疑り深くなってしまったことに貴哉は衝撃を覚える。

もう死ぬんだと弱気になる紫乃に、貴哉は呪いを解く力があるという水晶粒を飲ませる。
その途端、大量の吐血をして苦しみだした紫乃だったが、数日間生死の境をさまよったあと
目覚めると、身体の痣はすっかり消えていた。

痣のなくなった紫乃は、里でも滅多に見ることがないほどの美貌の少年だった。

ここで終わると非常におとぎ話っぽいんですけどね。
貴哉と一緒に里に下りた紫乃には、まさに上げ膳据え膳の生活が待っていた。
しかし、ずっと山奥で自由に生きてきた紫乃には家臣や召使やその他もろもろの衆人環視の
環境に絶えられない。
貴哉にしてみれば、紫乃に何不自由ない暮らしをさせてやりたかっただけなのだけれど、
かえってそれがアダに。
領主としての仕事が忙しくてなかなか貴哉に会えないことでホームシックにかかっていた
紫乃に、さらに貴哉の結婚の噂が追い討ちをかける。
精神的に追い詰められた紫乃は、ついに貴哉のもとを離れて山に帰る決意をする。

うーん。
やっぱりこの人の話って受けが可哀想なんだ。
まあ、最後はハッピーエンドでカタルシスがあったからよかったけど。
文章がすごく上手で読みやすいと思う。

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posted by: ユーリ | 六青みつみ | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) |-
寄せては返す波のように
JUGEMテーマ:BL小説

面白かったー。キレイなお話でした。途中で何回かジワッときた。 

「蒼い海に秘めた恋」というお話のスピンオフだったんだけど、その内容をかなり
忘れていたので、そっちから読み始めて読了まで結構時間がかかってしまった。

そうそう。前回の「蒼い海に秘めた恋」の主人公はショアとグレイだった。
その二人の当て馬?っぽい可哀想な役回りだったのが、今回のお話の主人公のエルリンク。

このエルリンク、通称エリィは高慢ちきで自分勝手で唯我独尊で傲岸不遜。
この性格が災いして、前回のお話では大好きだったショアに逃げられてる。
でも、実はすごく不器用なだけで、本当は優しい人だったんだよーという事実が
前回のお話のラストでちらっと明らかになり、そのリベンジのごとく今回のお話では
主人公に躍り出たというわけです。

でも、今回のお話でもやってることは前回と一緒でした。ダメな大人…

エリィは職場でルースという清掃員の子と出会う。
この子が以前逃げられたショアにそっくり。
ルースは事故による記憶障害を患っていて、今起きたばかりの出来事でも一時間くらいしか
記憶していることができない。
この事実にエリィは良からぬことを思いつく。
自分がショアの身代わりとしてルースを利用してあーんなことやこーんなことをしても、
ルースはすぐに忘れてしまうであろうと。
早速エリィはアストラン研究所所長という立場を利用して、ルースと二人きりで過ごす時間を
持つようになる。
記憶がないので毎回初対面のように怯えるルースにお菓子や食べ物で懐柔したりして。
うーん。どうだろうこの大人。
実際はいかがわしいことは(そんなには)しなかったけど、ルースにショアのように振る舞わせたり、
やってたことは結構非人道的。
このことでルースが傷ついたとしても、どうせ忘れてしまうんだからという感覚で。

しかし、何回も会ううちにエルリンクはルースに癒されている自分に気付く。
その寛大さや、優しさや、純粋さなんかに。
そして徐々にルースをショアの身代わりとしてではなく、ルース本人として見るようになるうちに
エリィの中でどこか物足りないようなモヤモヤした思いが湧き上がってくる。
なんでかというと、自分はどんどんルースに感情移入していっているのに、ルースは毎日記憶が
リセットされて、会うときにはいつも初対面の人間に対する態度だから。

一方のルースも勘のいい子で、エルリンクに惹かれつつも、自分が誰かの身代わりにされて
いることを気付いている。
具体的な記憶はなくても、身代わりにされてひどく傷ついたことを心のどこかでは覚えている。
だから、ルースはそのことを忘れないように手帳に記した。
「エリィは、おれの好きな人。でもエリィが好きなのは別の人。おれは身代わり。」

このメモのせいで二人は紆余曲折を繰り返すわけです。
エルリンクが不器用ながらにルースとの接近を試みても、ルースは自分は身代わりだから
勘違いしちゃいけない、みたいに思ってるし。
ルースが実物のショアに偶然会ってしまって、自分が身代わりだったという事実を目の前に
突きつけられてズンどこまで落ち込んだり。

ただ前巻までのエルリンクと違うのは、彼がもう二度と同じ過ちは繰り返さないと心に誓ったとこ。
今までも口下手で不器用でショアに逃げられていたのに、ここでまたルースを失うわけには
いかないと。
自分のことを忘れてしまうのなら、一緒に暮らしてそばにいて毎日愛していると言おうと、
彼にしてはえらく殊勝なことを考えた矢先に、アストラン研究所の所長の座を狙った男たちに
ルースが誘拐されてしまう。

そのことで今まで冷静な顔しか見せてこなかったエルリンクが取り乱したり、悪態をついたり、
かつての恋敵のグレイに救助を求めるなど、周りが驚くような行動を取る。
最後にはみんなの制止を振り切ってヨタヨタとルースを助けに行き、大怪我を負う始末。
災い転じて何とやらというのか、このことでグレイやショアや長らく会っていなかった弟とも和解し、
ルースと一緒に暮らすことも決まってめでたし、でした。

このエルリンクという人、究極のツンデレなんだろうけど、私としてはツンがデレになっていった
ところよりも、鉄面皮がだんだん人間らしさを取り戻していったところが好きだったなあ。
いや、それでもまだ普通の人よりは不器用なんだろうけど。

あと、この作家さんの書く自虐的な受けに弱いなー。
分かっちゃいるんだけどググッとくる。


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posted by: ユーリ | 六青みつみ | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-
蒼い海に秘めた恋

評価:
六青 みつみ
海王社
¥ 620
(2005-04-28)

JUGEMテーマ:BL小説

21日、22日に拍手を下さった方、ありがとうございます。

星4つにするか5つにするか結構悩んだ。

私ね、ホントーにイライラするんですよ。
誤解が生じた時に、話せば分かるって言ってるのに、お前の言うことなんかもう
信用できるかって人の話を全然聞かないでどんどんこじれていくっていう展開。

これはモロにそういう話で、しかも誤解が解けるまでが長いからすごい焦れた。
その、人の話を聞かない奴というのがグレイっちゅー男(攻め)なんだけど、中二病だし短髪は
似合ってないしで、途中まで全然感情移入できなかったの。

ここまでボロクソ言っておいて、なぜ星5つなのかというと、終盤の誤解が解ける過程を
読んで不覚にも泣いちゃったんですよ。
滅多なお話では泣かないこの涙腺の強い私が。
動物が死んだとかいうお話はやたらと弱いんですが、恋愛モノではまず泣いたことがない。
そんな私が珍しくホロリときました。

受けの主人公の子が、か弱くてヘロヘロで今にも死にそうで憐れをさそうタイプなんですが、
私はこういう子を見ると、同情なんてするもんかっていう妙な反抗心が湧くのね。
作者の思うツボにははまらんぜよって、どんな反骨精神だって感じですが。
実際、このお話を読んでる途中でも、この子自分が可愛いの分かってるんだろうなっていう
あざといとこがちょこっとだけ垣間見えてイラッとしちゃったんだけど。
まあでも結局最後にはどツボにはまって萌えまくってたんだけどさ。

そんなわけで、涙腺が強い上に、可哀想な話にもかなり耐性があります。
よくレビューで、主人公が可哀想で涙が止まりませんでしたーとか感想が書いてあるような
物語でも、私的にはまだまだ全然可哀想度が足りないっていうのがほとんど。
んでも、これはマジで主人公可哀想だった。
何が可哀想って、私、手のひら返しって大っ嫌いなんです。
小公女セーラに代表されるようなああいう感じのやつ。あれには耐性がない。
このお話でも主人公の出自がバレるや否や、周りのみんなの態度が豹変。
特に恋人だったグレイ。
一番信じてやらなきゃいけない立場なのに、一番態度変わってたのがコイツ。
まあ、そうでなけりゃストーリーが成り立たないんだろうけどさ。

あんまり庇護欲をそそる子供っぽい受けは好きじゃないはずだったのに、上記のような
理由で非常に強く感情移入しました。
絵師さんのぽやっとした絵もすごく合ってた。

あ、そんでこの作者さん、文章がすごいうまいです。
そして見事にファンタジーの世界を構築してました。
次の作品も読んでみたい。

先の展開も読めるし割とベタなんだけど、いろんな意味でぐぐっとくるお話でした。
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posted by: ユーリ | 六青みつみ | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) |-